聖書を読もう!
年間 第9土曜日
ガラテヤの信徒への手紙 5.25~6.18
5章
25 わたしたちは、霊の導きに従って生きているなら、霊の導きに従ってまた前進しましょう。
26 うぬぼれて、互いに挑み合ったり、ねたみ合ったりするのはやめましょう。
6章
1 兄弟たち、万一だれかが不注意にも何かの罪に陥ったなら、“霊”に導かれて生きているあなたがたは、そういう人を柔和な心で正しい道に立ち帰らせなさい。あなた自身も誘惑されないように、自分に気をつけなさい。
2 互いに重荷を担いなさい。そのようにしてこそ、キリストの律法を全うすることになるのです。
3 実際には何者でもないのに、自分をひとかどの者だと思う人がいるなら、その人は自分自身を欺いています。
4 各自で、自分の行いを吟味してみなさい。そうすれば、自分に対してだけは誇れるとしても、他人に対しては誇ることができないでしょう。
5 めいめいが、自分の重荷を担うべきです。
6 御言葉を教えてもらう人は、教えてくれる人と持ち物をすべて分かち合いなさい。
7 思い違いをしてはいけません。神は、人から侮られることはありません。人は、自分の蒔いたものを、また刈り取ることになるのです。
8 自分の肉に蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、霊に蒔く者は、霊から永遠の命を刈り取ります。
9 たゆまず善を行いましょう。飽きずに励んでいれば、時が来て、実を刈り取ることになります。
10 ですから、今、時のある間に、すべての人に対して、特に信仰によって家族になった人々に対して、善を行いましょう。
11 このとおり、わたしは今こんなに大きな字で、自分の手であなたがたに書いています。
12 肉において人からよく思われたがっている者たちが、ただキリストの十字架のゆえに迫害されたくないばかりに、あなたがたに無理やり割礼を受けさせようとしています。
13 割礼を受けている者自身、実は律法を守っていませんが、あなたがたの肉について誇りたいために、あなたがたにも割礼を望んでいます。
14 しかし、このわたしには、わたしたちの主イエス・キリストの十字架のほかに、誇るものが決してあってはなりません。この十字架によって、世はわたしに対し、わたしは世に対してはりつけにされているのです。
15 割礼の有無は問題ではなく、大切なのは、新しく創造されることです。
16 このような原理に従って生きていく人の上に、つまり、神のイスラエルの上に平和と憐れみがあるように。
17 これからは、だれもわたしを煩わさないでほしい。わたしは、イエスの焼き印を身に受けているのです。
18 兄弟たち、わたしたちの主イエス・キリストの恵みが、あなたがたの霊と共にあるように、アーメン。