聖人カレンダー
8月31日 聖ライムンド・ノンナート
1204年ごろ-1240年
ライムンドは、スペインのカタロニアで生まれた。
母が難産のため亡くなったので、ライムンドは帝王切開で取り出され、そのため「ノンナート」(ラテン語で「生まれそこない」)という名前が与えられた。
生涯に関する記録はほとんど分からないが、ペトロ・ノラスコが創立したメルセス会の修道会に入ったといわれている。
北アフリカやスペインで、イスラムの捕虜となっているキリスト教徒の解放のために活動した。
命を落としそうになったことも度々あったが、ライムンドは彼らを救うために命がけで使命を果たした。
スペインに戻ったライムンドは、教皇グリゴリオ9世によって枢機卿に任命された。教皇は彼をローマに呼んだが、その旅の途中、カルドナで病に倒れて亡くなった。