聖人カレンダー
12月24日 聖シェーベル・マクルーフ司祭
?-1898年
シェーベルは、熱心なカトリック信徒であり、聖ヨハネ・クリゾストモの友人聖マロの名前をとったマロン教会のグループに属していた。このグループの信徒たちの多くは、レバノンに住み、12世紀から西方教会と一致して、西方教会にキリスト教会の伝統、特に節制の規律をもたらしたといわれる。この伝統を明らかに示したのがシェーベルであった。
19世紀に、彼は他の修道士とともに、初代教会の教父たちが荒野で行った厳しい祈りと修行の生活を続けた。質素な食事と沈黙、祈りの生活によって、ますますシェーベルの心は研ぎ澄まされ、神と人びとを求めていった。23年間の修行の生活を全うし、彼は降誕祭(12.25)の前夜に天に召された。