マルコで祈る
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自分の命を買いもどすのに、
どんな代価を支払えようか
マルコ8.37
命に値する代価は命である。
しかも、
人間の命は、
何をしようとも、
死すべき命である。
人間は生まれ、
そして死ぬ。
「神に対して、
人は兄弟をもあがないえない。
神に身代金を払うことはできない。
命(新共同訳では、魂)をあがなう値は高く、
とこしえに、
払い終えることはない。
人は永遠に生きようか。
墓穴を見ずにすむであろうか」(詩49・8~10)。
だれもが死ぬ。
知恵ある者も愚かな者も(詩49・11)。
知恵ある者とは、
自分が死ぬことを知っており、
それにふさわしい結論を引き出す人のことだ。
「生涯の日を正しく数えるように教えてください。
知恵ある心を得ることができますように」(詩90・12)。
『思い起こし、物語れ』上 より