home>女子パウロ会とは?>女子パウロ会ニュース>2008年度 協力者と書院担当者研修会
女子パウロ会ニュース
2008年度 協力者と書院担当者研修会
2008/7/31
7月22日~25日まで、協力者と書院担当者の研修会が行われました。
22日は、東京の修道院で、シスターたちと一緒に使徒職を果たしている協力者とシスターたちが対象で、職場でのコミュニケーションについて学びました。職場毎にグループを作り、チェックシートに向かったり、伝言ゲームをしたりしながら、いかに憶測で物事を判断しているか、自分のコミュニケーションのくせは、相手の話を確認することをしていないか……などを、楽しく学びました。また、基本的なエチケット・マナー度についてもチェックしました。
オリエンテーション | 職場毎のグループに分かれて |
23日は、参加者全員が対象で、聖パウロ修道会の澤田神父から、「パウロ家の協力者」についての講話を受け、祈り感想を分かち合いました。わたしたちは「神の協力者」である、ということが新鮮でした。
お話する澤田師 | 聖堂での共同の祈り |
24日、25日は書院担当者が対象で、仙台、東京、名古屋、大阪、神戸、広島、山口、福岡、長崎から、協力者、シスター、院長が参加しました。午前中は、銀座にある教文館を見学しました。教文館は、お店の部門と出版部門があり、わたしたちの組織と似ています。6階にある子どもの絵本を集めた「ナルニア国」、4階のキリスト教グッズやカード、CD、DVDなどを集めた「エインカリム」、そして3階のキリスト教書を、店員さんの説明を聞きながら見て歩きました。最近、どの階もとても充実した内容とレイアウトになっていて、ただただため息がもれました。
4階「エインカリム」で | 社長さんのお話 |
最後に会議室で、教文館の社長さんから、歴史と使命、心がけていることを伺いました。メソジスト教会の宣教師が始めた教文館の歴史は1885年にさかのぼります。文書伝道をするために創立されましたが、新しいメディアが登場した近年では、インターネットによる宣教にも力を入れています。銀座という土地がらから、キリスト教関係者だけでなく多くの方の利用があるようです。お客様の声に応えようと努力なさっています。見やすく感じのよい調度品とレイアウトによるお店作りが、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。どの階の店員さんも感じよく、「わたしたちも見習わなくては」と大いに刺激を受けました。
午後は、自分たちの書院の紹介をしました。立地場所や開店時間から始めって、書院作りの工夫や運営まで、画像を映し出しながら、担当者の努力に耳を傾けました。
書院紹介 | 書院紹介 |
最終日は、教文館や他の書院の話を聞いた感想、自分の書院の挑戦していきたいこと、1年後になっていたい姿とその実現に向かっての実行計画を立て、分かち合いました。最後に聖堂に集まり、これから1年の目標を書いた用紙を祈りのうちに神にささげました。
一年間の目標を読み上げる | 目標を祭壇にささげる |
お互いの書院を紹介しあって、連帯感が生まれました。また、手作りのポップやポスターなどアイデアの交換も行われ、実り多い研修会となりました。
1年後、立てた目標をどのように果たすことができたか、この研修会で発表しあうのが楽しみです。
全員でパチリ! 1年後に、また会いましょうね!