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女子パウロ会ニュース
隠れた奉仕に生きたシスター横山が、そっと天国へ
2011/11/12
11月7日(月)の19:30ごろ、シスター横山栄ユが亡くなりました。81歳でした。
1930年に札幌で生まれたシスターマリア・ソフィア横山栄ユは、1952年10月26日、自分の入会に付き添ってきた姉のシスターマリア・アンドレイナ横山栄子と一緒に入会しました。姉妹はとても仲がよく、いつも助け合っていました。
1956年に初誓願を立て、日本で最初の支部の福岡修道院に派遣されました。家庭訪問や、学校、会社、教会などを訪問する使徒職に就き、その後、東京の発送部で働き、仙台、札幌、広島、福岡などでは、普及、料理を担当しました。1992年からは東京で過ごし、姉妹たちへの奉仕の使徒職をしていました。
体力が衰えると、杖を使って歩いていましたが、歩みは力強いものでした。ゴミの分別を積極的にしており、皆がいやがる仕事を、黙って果たしていました。ある姉妹は、彼女の思い出を次のように語っています。……亡くなる前の日曜日。その日も、彼女はいつものように、ゴミの整理を黙々としていました。「お休みしないの?」と尋ねると、「ゴミは日曜日、祭日のお休みナシ、だから、わたしもお休みナシ」と、いつものようにユーモアを持って応えていました。
共同体のために隠れたところで働いていたシスターソフィア横山は、この世での最期のときを、だれにも知られず一人で迎え、そっと天の御父のもとへと帰っていきました。今は、昨年10月に亡くなった姉のシスターアンドレイナ横山に迎えられて、幸せな時を迎えていることでしょう。
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