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女子パウロ会ニュース
パウロ家族創立100周年記念 連続講演会 in 長崎
2014/01/13
パウロ家族創立100周年を迎える今年、記念の連続講演会が、全国7か所/8講演が開催されますが、その初回が、長崎のカトリックセンターで開催されました。
長崎には、聖パウロ修道会のお店「サンパウロ」と、師イエズス修道女会の「典礼センターピエタ」があります。昨年までは、聖パウロ女子修道会の書院「セントポールNAKAMACHI」もありました。
カトリックセンターの近くにあるサンパウロ | サンパウロから一軒隣の典礼センターピエタ |
講演会の会場となったのは、浦上天主堂の向かいにあるカトリックセンター2階の講堂です。講演開始時間になると、続々と集まってきて、会場に用意された椅子はいっぱいになり、補助椅子を用意するほどになり、主催者はうれしい悲鳴をあげました。
カトリックセンター | 準備をする師イエズス修道女会と女子パウロ会のシスター |
受付とロビーの展示 | 司会をする聖パウロ修道会のBr.徳田 |
講師は、聖パウロ修道会の鈴木信一神父です。講演会のタイトルは、「キリストのみことばを すべての人へ ―新しい福音宣教―」ですが、今回の鈴木神父の講演は、「新しくなる」をテーマに、第1部では、パウロがどのように「新しさ」を生きたか、第2部では。パウロ家族の創立者ヤコブ・アルベリオーネ神父がどのように「新しさ」を生きたかを見ていきました。
「新しくなる」の出発点はイエスであり、自分が新しくならなければ、「新しい福音宣教」はできません。イエスに必死になってついていったパウロは、新しい人になれと言いました。と「新しい」について説明された後、聖書の中に出てくる「新しい」を見ていき、パウロが言う「新しい」と、マタイが言う「新しい」の違いを学びまし。
講師の鈴木信一神父 |
たくさんの人が集まった会場 |
休憩の後の第2部では、パウロ家族の創立者であるヤコブ・アルベリオーネ神父がどのように「新しさ」をとらえたかを聞きました。当時の社会状勢を見ました。長崎で三菱造船が盛んになっていくことで、農村社会から工業社会に変わってきたことをとらえながら、同じときに、イタリアも、労働者社会になっていき、教会が労働者を守ろうとしていたことを聞きました。当時、プロレタリアート、共産主義が自分たちの主義を広めるために使用していた印刷という効果あるメディアを、ヤコブ・アルベリオーネ神父は、福音宣教のために使おうとしたことが、紹介されました。
アルベリオーネ神父はこの働きを使命とする修道会を創立したのですが、「修道者が商売をするなんて!」と、教会から理解されなかったことが語られ、新しいことに挑戦することにおっくうになってはいけないと励まされました。最後に、新しい福音宣教を生み出すことができるよう祈りました。
信徒やシスターたち、講演会に来てくださってありがとうございました。
次回は、2月15日(土)14:00から、福岡・大名教会のホールで。澤田豊成神父の講演です。福岡のみなさまのお越しをお待ちしております。