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アレオパゴスの祈り

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アレオパゴスの祈り 2007年6月4日


あじさい

1997年6月7日、今から約10年前、第1回目の『アレオパゴスの祈り』は、祈りたいと祈りの場を求める人々とともに、この修道院のチャペルで静かに始められました。それから、毎月、第1土曜日の夜、延べ約3,100人の方が参加され、ご一緒に祈りを捧げてきました。毎日の仕事や人間関係で疲れを感じている人、ゆっくりと自分を取り戻すときが欲しいと望んでいる人、だれに向かっていいのか分からないが、祈りたいと望んでいる人……などすべての人に開かれた祈りの場となりました。

今晩もイエスは、10年前と同じように「疲れた者、重荷を負う者は、だれでも私のもとに来なさい。休ませてあげよう。」と私たち一人ひとりをここに招いてくださいました。神さまの不思議な計らいに感謝しながら今晩、10年目の『アレオパゴスの祈り』に与る私たちを主キリストが、豊かに祝福で満たしてくださいますように。

10周年を迎えた『アレオパゴスの祈り』を記念して、私たち聖パウロ女子修道会の創立からの歩みをDVD映像でご紹介したいと思います。アルベリオーネ神父によって、今から92年前の1915年6月15日、北イタリアのアルバで誕生した聖パウロの娘たちの物語です。映像時間は55分です。後に聖パウロ女子修道会の初代総長になるシスター・テクラの信仰と勇気ある“はい”"が、今、現在、全世界50数カ国以上に及ぶ聖パウロ女子修道会の始まりとなりました。今晩は、最後にローソクを捧げます。


DVD上映「シスターテクラ ~福音にささげた生涯~」

創立当初
1915年に創立されたときの最初のメンバー

今、ご覧になった映像の中で、心に残っているところにしばらく留まりましょう。

(沈黙で祈る)

>皆様の祈りに支えられ、ともに歩んできた『アレオパゴスの祈り』が、これからも参加する一人ひとりの心の糧となり、喜びのうちに続けられていきますように。ローソクに祈りを込めて祭壇に捧げましょう。

『神をたたえ 賛美の歌をうたおう』 No.1「神をたたえ」

ご一緒に祈りましょう。

『パウロ家族の祈り』p.279「すべての人のためにする祈り」

    すべての人の教師である聖パウロ、
    この国に住むすべての人に目を留めてください。
    かつてすべての人を広い心で迎えてくださったように、
    今、キリストの愛に駆り立てられて、
    すべての人を福音の光で照らし、
    愛の国を建設してください。
    召命をおこし、福音のために働く人を力づけ、
    すべての人が師イエスに従うようにしてください。

    また、すべての人が、常に、キリストのうちに
    道・真理・命を見いだし、
    キリストの光を世に輝かせ、
    神の国とその義を求めるようにしてください。

    使徒パウロ、
    わたしたちを照らし、強め、祝福してください。

これで10周年記念の『アレオパゴスの祈り』を終わります。

『神をたたえ 賛美の歌をうたおう』 No.10「主は水辺に立った」

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