home>第2バチカン公会議から50年>第2バチカン公会議の閉会
第2バチカン公会議から50年
第2バチカン公会議の閉会
12月8日、第10回総会において、荘厳に閉会式が執り行われました。
この式典において、現代人におくる第2バチカン公会議のメッセージが公表されました。
各国政府に対して、学者、知識人に対して、芸術家に対して、女性に対して、労働者に対して、貧しい人、病人、および悩んでいる人に対して、青年たちに対して呼びかけられています。
公会議は、ヨハネ23世が何度もおっしゃったように、「新しい聖霊降臨」となりました。
参加した司教たちだけではなく、全教会を巻き込む歴史的転換を記したものになりました。
また「キリストとその教会との一致の祝祭」と呼ばれました。
※ 公会議によって、よく使われるようになった言葉
「アジョルナメント(現代化)」
「開かれた教会」
「時のしるし」
「窓をあけて」
第2バチカン公会議から50年
(月刊誌「あけぼの」2012年4月号~2013年12月号 連載)
- 第1回 第2バチカン公会議50周年を迎えて
- 第2回 第2バチカン公会議開催からはや50年
- 第3回 教会刷新
- 第4回 第2ヴァチカン公会議開催50周年(前編)
- 第5回 「福音宣教推進全国会議」そして「信仰年」(後編)
- 第6回 一人一人の福音への回心
- 第7回 常に変革されるべき教会
- 第8回 公会議の教え、そして今、自らへの課題は?
- 第9回 曇りのち晴れ、のち嵐、そして……
- 第10回 国の負う十字架を分かち持て
- 第11回 第2バチカン公会議にみるカトリックの改革その1
- 第12回 刷新と反動のはざまに 第2バチカン公会議の改革その2
- 第13回 21世紀に向き合う教会 第2バチカン公会議の改革その3
- 第14回 ベネディクト16世の板挟み
- 第15回 これからの教会に望むこと
- 第16回 第2ヴァチカン公会議とその後の課題
- 第17回 第2バチカン公会議後の教会の中で
- 第18回 「無関心のグローバル化」の時代に公会議の精神を生きる
- 第19回 公会議を招集したヨハネ23世の平和への思い
- 第20回 教皇フランシスコのメッセージ
- 最終回 今教会は?